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‐備忘録‐

【エンドゲーム公開4日前】キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー見返してみた【ネタバレ注意】

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (字幕版)

公開時、映画館で見たときは、キャプテン・アメリカファンとして、「この内容はアベンジャーズじゃん!?」となり、さらに内容の辛さから、あまりいい印象でなかったこの作品。アベンジャーズ/エンドゲーム公開1週間前、初めて見返してみました。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーアベンジャーズ/エイジオブウルトロンとアベンジャーズを見返してみて、ここまでの流れと、ここからの流れを再確認し、「これはキャプテン・アメリカだ!」と自分が間違っていたと考えを改めましたのでここに報告いたします。めちゃめちゃ面白いので絶対見てください。見てない人は絶対見てください。ネタバレする前にまず見てください。(大事なことなので3回言いました。)

 

キャプテン・アメリカチーム VS アイアンマンチーム

 前作エイジオブウルトロンによりソコヴィアという地域の人たちに甚大な被害をもたらした影響から、アベンジャーズに政府の管理下に入るよう命令が下る。そこがこの物語の発端となるソコヴィア協定である。アベンジャーズはそのソコヴィア協定に賛同するものと、突っぱねるものとで二手に分かれてしまう。

ここで意外にも賛同する方にアイアンマン、突っぱねる方にキャプテン・アメリカが分かれます。ここまでのトニーの性格からして人の言うことなんて聞かないような気がするんですけど、ソコヴィアで息子を亡くした女性に出会い責められ一般人への理解を得るためにどこかで管理を受けなければと思ったようです。

 その協定の発表が行われるウィーンで何者かの攻撃により、ワカンダ国王ティ・チャカが死んでしまう。そしてその犯人として名前が挙がったのがスティーブの親友バッキー・バーンズであった。そこからバッキーを追う政府側と、バッキーをかばうスティーブ側で2極化が濃くなってしまう。

 

友情を描いたキャプテン・アメリカ、サノスとの戦いを描いたアベンジャーズ

前作ウィンター・ソルジャーでもバッキーとの友情が筋だったと思うんですけど、今作でもそれはぶれなくて、いつでも友情に熱い人なんです、キャプテン・アメリカは。現代での右腕となったファルコンとの信頼関係も見どころで、もちろんファルコンはスティーブ側について一緒に戦うし、ファルコンの戦闘力もアップしていてコンビネーション攻撃とかもあって、たまらないです。そしてこれは個人的な好みですが、とにかくウィンター・ソルジャーもファルコンもめちゃくちゃかっこいい!ウィンターソルジャーのあの左腕の改造した感じもそうだし、洗脳された自分とスティーブの親友の素の自分との葛藤を抱えた影のある感じ…。大してファルコンのあの影のないスマートに任務をこなしていく頼れる相棒感…そして羽を生やして飛ぶ能力が純粋にかっこいい。

このタイトルではヒーロー大集合となって「アベンジャーズじゃん!」と思ったんですけど、アベンジャーズシリーズも見返した結果、アベンジャーズはサノスとの戦い、みんなでの共闘、アベンジャーズという超人を集めたチームの話で、対してキャプテン・アメリカは実はずっと友情を描いた作品なんだと気づかされました。このタイトルも軸はバッキーとスティーブの友情にあって、スティーブは何があってもバッキーの味方であることを示してくれました。

「ビーチから冷凍車の荷台に乗って帰ったな」

ところどころで親友エピソードが語られて、グッときました。

 

律儀な男キャプテン・アメリカ

これは大好きなシーンなのですが、スパイダーマンと戦った時に、スパイダーマンに攻撃を仕掛けて彼が境地に立たされているときにキャプテン・アメリカがこう言うんです

「いい根性だな、出身は?」

ブルックリンと答えるスパイダーマンキャプテン・アメリカ

「クイーンズ」

とにやりと笑って答えます。なにそれかっこいい!自分の出身もちゃんと言う!律儀ー!とめちゃめちゃときめきました。

そこで思い出したんですが、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでのこれまた私の大好きなシーンがありまして

ワカンダでみんなで共闘するシーンで

「アイムグルート」

というグルートに対してスティーブが

「アイムスティーブ・ロジャース

 とこれまた自分を指して返すんです。なにそれかっこいい!違うの!グルートはそれしか言えないだけなの!律儀ー!となりここもときめきが止まりませんでした。

つまりこの律儀ー!流れは続いてる訳なんですよね。これに気付けたのが今回見返した中での大きな収穫でした。エンドゲームでもあるかな…あるといいな…

 

キャプテン・アメリカとアイアンマンの友情

何かと対立が多い二人ですが、実はトニーの父親ハワードともスティーブは顔見知りなんですよね。何を隠そうスティーブをキャプテン・アメリカたらしめた本人が、トニーの父親ハワード・スタークという人物。ヴィブラニウム製の強靭な盾をスティーブに授けたのもハワードでした。ここの関係性も面白くて、70年冷凍されていたスティーブだからこそ成しえる縁というか…ハワードについて二人が語るシーンもこの作品の見どころです。

「ハワードが結婚してよかった」

律儀なキャプテン・アメリカの人生の先輩感…たまりませんね。

お互いにとって大切な存在であるはずのハワードが、今回のキーパーソンでした。ハワードがきっかけで、二人はこの作品の終盤でついに決裂してしまいます。

ええ!こんな終わり方だっけ!?と思ったのですが、最後にちゃんとスティーブはトニーに手紙を届けるんですね。

「僕を必要な時、必ず駆けつける」

この同封してあるガラケー!これ!インフィニティ・ウォーでトニーが大事に持ってたやつじゃん!とこんな遅れて気づきました。めちゃめちゃ見返して良かったと思いました。そして、もう一つ大事なことに気付きました。インフィニティ・ウォーで二人は会ってなくね!?そうなんですよ!友情にひびが入ったまま!これ!絶対エンドゲームで仲直りしないと後はないじゃないか!

…っとここでエンドゲーム予告をご覧ください

youtu.be

きました。きましたよー!待ってました!そう来なくっちゃ!

 アベンジャーズ/エンドゲームは4月26日金曜日公開!

楽しみなのは、キャプテン・マーベルも加わること。ついにタッグを組むキャプテン・アメリカとアイアンマン。はぁ、楽しみです。